引け前の売買ルール

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フィリピン株の引け前の売買ルールが日本株とは異なるのでまとめてみました。

ポイント

  • 売買終了15分前からPre-Close Period、5分間で板寄せ(Auction)
  • 売買終了10分前からClosing Period、固定値段での最終売買(Run-off)

フィリピン株の取引時間

フィリピン株の取引時間は、前場が9:00~12:00、後場が13:00~15:00となっています(マニラ時間、日本時間だと前場が10:00~13:00、後場が14:00~16:00)。

https://documents.pse.com.ph/CircularOPSPDF/CN-2021-0059.pdf (2021/11/21~)

(PSEドキュメントでは後場が13:30~15:30ともう30分長いですが、とりあえず現在は↑の時間で動いてます)

マニラ時間午前9時の寄り付きは板寄せで日本株と同様ですが、引け前のシステムが異なります。

引け前の売買ルール

注:以下は取引時間変更前の記事で、時間が現在(午後3時終了)と異なっていますが、終了何分前からどういう売買システムになるのかは同じです。

引け前のシステムは以下のようになっています。売買終了の15分前から5分間で板寄せ(Auction)を行います。最後10分間で最終売買を行います(Run-off/Trading-at-Last)が、最後についた値段と同じ値段のみでの取引が可能です。

例を元に説明します。

現在、売買終了がマニラ時間13時(日本時間14時)。その15分前は12:45です。以下は12:44、まだザラバ中の取引きです。画面下のMKT STATUSはOPENと表示されています。

↓Continuous Traiding (ザラバ)

売買終了15分前、マニラ時間で12:45になるとザラバモードは終わり、5分間で板寄せが行われます。MKT STATUSはPRE-OPEN/PRE-CLOSEと表示されています。

↓Pre-Close Auction Period(15分前~)

なお、板寄せ5分のうち最初の3分は新規注文、変更、取消が可能ですが、残り2分は変更、取消ができなくなります。12:48になると以下のように MKT STATUSの表示がINTERVENTIONに変わります。

↓Pre-Close No-Cancel Period (12分前~)

この期間に注文訂正をしようとしても、以下のようにできません(新規注文は可能です)。

終了10分前になると板寄せが実行されます。その後、最後の10分間で残りの取引が行われます。この間はClosing Period 、Run-Off、Trading-at-Lastなどと呼ばれます。ザラバのように注文を出して、先に注文をした人から約定していきますが、最後についたのと同じ値段でしか取引できなくなります。

↓Closing Period – Run-off / Trading-at-Last

この例の場合は引けの板寄せが96.2ペソで値段がついたので、もし新規に注文を出すときは96.2ペソでしか注文が出せません。例えば、96.4ペソで注文を出そうとすると、以下のようにダメと言われます。

最後の10分が終わると取引終了です。最後の方は96.2ペソでしか約定してないのがわかります。

↓Market Close

以上、引け前の取引きルールについて自分の理解のためにまとめてみました。なお、アイキャッチ画像はネットから拾ってきた数年前のチャイナショックの時の有名な画像で、なんとなく売買終了ぽいと思いましたが、この記事とはあまり関係ありません・・・

追記:寄付の注文キャンセル不可時間

寄り付きは板寄せで日本と同じような仕組みですが、寄り付き15分前から注文キャンセル、変更ができなくなります。引けよりは寄り付き付近で注文出すことが多いので、こっちのルールの方が重要ですね。

あと、朝の国歌って何だろ?そういばフィリピンって映画館でも上映前に国家流れてたりするけど、PSEで毎朝国家斉唱しているのだろうか?今度調べてみよ

更新履歴

  • 2021/12/21 売買時間解説更新。2021/11/21から取引時間が元にもどった(それまではお昼休み、後場なしの短縮時間での取引だった)

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