PSEの値幅制限について調べてみました。
現在上に+50%、下に-30%になっています→新しい記事(2021/12/21)
値幅制限
フィリピン株の値幅制限は前日終値から+-50%です。
例えば前日終値が111.9ペソの場合、+-50%で、55.95ペソ~167.85ペソが値幅制限となります。
この値幅を超えた値段で注文することはできません。値幅制限をはずれた値段で注文を出そうとしても、注文確認画面でエラーになって、注文を出すことはできません。
去年コロナで株価が急落しボラタリティが急上昇したときに、値幅制限が通常の50%から30%に狭められたらしいですが、現在は通常幅の50%に戻っているようです。
PSE narrows trading band (2020/3/21)
なお、英語で値幅制限は、trading band、trading threshold などと呼ばれます(狭くする=tighten、narrow)。検索用。
なお、フィリピン株では日本株のような成行注文(market order)はありませんので、すべて指値(limit price)で注文します。
D/FLOORとD/CEILING
STOCK INFO画面で、D/FLOORとD/CEILINGというものがあります。これは現在の株価(最後についた値段)の+-10%の値段になっています。
この値幅を超えても注文は可能で、何のための表示か現状よくわからないのですが、わかったら追記します。
単なる目安?か、もしかしたら、これを超えた値では約定せずエラーで注文失効になるのかもしれませ(10%以上の高値を買う実験はちょっと怖い・・・)。
その他参考
PSE adopts 3-tier circuit-breaker system (2020/5/4)
PSEiの10%以上変動するとサーキットブレーカーで(全銘柄?)取引が一時中断になるらしいですが、私はまだ経験ありません。
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