9月1日のフィリピンセブン(SEVN)の売買代金がいつになく大きくて珍しかったのでメモっておきます。
全市場でACENに続き全銘柄で２位の売買代金でした。普段はSEVNの売買代金なんて微々たるものでランキングに入ることもありません。一方、約定回数は96回と少ないです。
チャートの出来高の棒で見ると、ここ数年で一番の売買代金ぽいです。
証券会社を見てみると売買代金の98%がREGIS買い、88%がCLSA売りの出来になっています。今日１日で5800万株580万株、5億ペソ程度のREGIS買い、CLSA売りの手口になっています。
証券会社ランキングでもUBSに次いで、CLSAが２位、REGISが3位という売買代金の大きさです。REGIS、CLSAそれぞれの今日の手口の中でもSEVNが大半をしめていました。
6/30時点での株主リストを見るとPCD Nominee内訳でREGIS保有分が21,064,395株、CLSA保有分が8株＼(^o^)／になっています。CLASは6/30以降に株を買ってバケツリレー式に売った、もしくは他から移管とかPCD以外の大株主の売却？ということになるのでしょうか？(よくわかってない)
株主リストを見ると単独で5800万株以上もってるのはPresident Chain Storenのみ。PORを見ると単独で5800万株もってるのは、President Chain Store(4億700万株)とArisaig Asia Consumer Fund(7900万株Indirect)ぐらい。 Arisaig Asia Consumer Fund が売ったのかしらん？これだけ大きな売買があったのだから、数日後になにかレポートが出てくると思うので期待してまってます。(追記：単位間違えてました ×5800万株〇580万株。発行済株式の1%未満なので大量保有報告の義務はないですね)
証券会社の手口が一般の個人投資家でも見れるって面白いですね。その情報をどう活用するのか、活用できるのか、謎ですが。
9/15追記
REGIS→REGIS 110万株(約9000万ペソ)のクロス取引(同じ証券会社が買い手、売り手の取引き)。9/1にCLSA→REGIS 580万株だったので、それよりは少量だけど、普段出来高少ないSEVNで目立つ取引でした。9/1も9/15も85ペソでの大量の出来でした。
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