DBPへ外貨送金

SIRV

DBP(Development bank of the Philippines)へ外貨送金したときの忘備録を記録しておきます。

ポイント

  • 送金時の審査がけっこう厳しい(送金目的や、資金源について)
  • 手数料元払いなのに75000ドルから5ドル引かれた(少し多めに送った方がいいかも)
  • 送金後DBPに送金レシートをメール、電話で着金確認
  • 着金確認後、5営業日でCERTIFICATE発行

DBPの口座開設後に、もらった送金支持(REMITTANCE INSTRUCTION)の支持に従って送金しました。

DBPの送金指示。いくつか送金可能なルートがあるようですが、一番上のOption1を使いました

送金申し込み書

今回は三菱UFJ銀行の窓口での外貨送金を使いました。手数料や処理日数含めてお得な送金方法ではないと思いますが、送金金額上限などのしばりはなくすぐに送金依頼可能だったので。

前もって外貨送金WEBサポートで必要な情報を入力しておいてから店舗に行きました。申し込み用紙をもらって手書きしてもよかったですが、ネット上でパソコンで記入した方が楽だったので。送金申込書には以下の情報を記入しました。

三菱UFJ銀行、外貨送金依頼書

①受取人取引銀行に、JP MORGAN、住所(NEW YORK…とかだけ)、スイフトコード(CITIUS33)を記入。送金はフィリピンのDBP宛直接ではなくて、アメリカのJP MORGAN銀行宛てに送るように指示されていたので、このように記載しました。

②受取人名にDevelopment Bank of…、住所(住所はBOIの紹介レターやDBPのWebサイトにも書いてました)。店舗に実際に行く前に海外送金WEBサポートであらかじめ情報を入力していったのですが、住所が文字数で入りきらなかったので後で追加してもらいました。

その他にDBPのSWIFT CODE(DBPHPPHMM)も後で追加してもらいました(名前の後?にだったか)。JP MORGAN宛ての送金なのになぜDBPのスイフトコードが必要なのかよく仕組みがわかりませんが、JP MORGANからDBPに送られるのでしょうか・・・?

③支払い銀行手数料は、最初送金先負担にしてたのですが、依頼人負担に変更しました。送金先負担だと途中で手数料がかかった場合、送った金額から金額が差し引かれるようです。どちらでもOKだと思いますが、支払い銀行負担を選ぶ場合は手数料分、少し多めに金額を送金した方がいいでしょう。

なお必要なのは75000ドルなのですが、なんとなく76000ドル送ってみました。

④連絡事項は、補足のメッセージを追加できます。DBPの送金指示書にあった、For Further Credit to the account of : (自分の名前) under SIRV Program の文章を指定しました。

また後でUFJの担当の人から、本人特定のために住所も入れた方がいいと言われて、この文章の後に自分の住所も追加してもらいました。

外貨準備

75000ドルは三菱UFJの口座に円で入れておいて、送金支持時に両替してもらうこともできるみたいですが、おそらく両替為替レートは1円程度抜かれると思われたので、三菱UFJのオンラインバンキング上で円→ドルにあらかじめ両替しておきました。この両替はFX会社のレートと比べても20銭程度の差異でそれほど悪くない感じでした。

審査、送金完了

店舗に行って受付完了。送金の際に

  • 送金理由のわかる書類
  • 資金源のわかる何か

が必要と言われて、SIRVの申し込み用紙、および資金元の銀行の残高証明書をもっていきました。

三菱UFJの場合は受付完了後、審査があり、審査が通れば実際に送金という流れになります。

翌日審査で電話がかかってきて、また送金目的と資金源について尋ねられました。追加で過去3か月分の銀行の入手金明細をメールで送りました。

マネーロンダリング防止なのかけっこう審査が厳しい印象をうけました。

数日後に送金完了のお手紙が送られてきます(三菱UFJの場合は郵送で登録住所へ)。かかった手数料は15231円でした。

送金完了のお手紙

DBPに連絡、着金確認

その後、この手紙と前の送金指示書を写メして、メールでDBPに送りました。

が、音沙汰がないので、数日後電話で問い合わせて、ようやく着金してることが確認されました。

その際に、どの銀行に送ったのか(NYのJP MORGAN)、いついくら送ったのか、DBP口座開設時の担当者は誰だったかなどいろいろ聞かれて、なれない英語電話でとまどりました。

(DBPのメールと電話は口座開設時に教えてもらったもの)

なお、最初、送金完了の手紙なしで、送金指示書だけ送って着金確認をたのみましたが、送金したときのレシート?が必要らしくお手紙の写メを後で送りました。

CERFITICATE OF INWARD REMITTANCE

着金後、5営業日でCERFITICATE OF INWARD REMITTANCEというのを発行してもらえます。このCERTIFICATEはDBPに行ってもらうものではなくて、BOIに送られます(DBPでもらってBOIへ持っていくという作業は不要でした)。

私は後でBOIへ行ったときに、CERTIFICATEのコピーをもらいました。

76000ドル送って、75995ドル着金しました。手数料送金元負担でしたが、どこかで5ドルひかれていました。手数料送金元負担の場合でもぎりぎり75000ドルでなく少し多めに送った方がいいかもしれません。

またこの後フィリピンペソへの両替はどこでやるのか気になっていましたが、すでに両替されているようでした。

まとめ

以上、送金したメモを記録しておきました。

DBP口座開設したときに送金指示書と、担当者のおねえさんのサインぐらいしかもらっておらず(通帳や口座開設完了書類的なものもなし)、何かこれで1000万円送るの大丈夫なのか不安でしたが、なんとかBOI宛ての送金証明が発行されるとこまではたどり着きました。

あと外貨送金の紙に何書けばいいのかもちょっととまどりましたが、DBPに電話して確認とるのも(私には)一苦労でした。

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