カンボジア株の証券口座を開いてみた

暇だったのでラオス株に続いて、カンボジア株の証券口座も開いてみました。

観光目的の入国(ビザは空港でアライバルビザを取得)で証券口座を作ることができました。証券会社は日本語ヘルプディスクのあるSBIロイヤル証券を選択。事前に予約が必要ですが、手続きは30分ほどで済みました。銀行口座の開設は任意(自分のカンボジアの銀行口座がなくても、入金は証券会社の銀行口座宛で可)。

証券取引所　http://csx.com.kh/　

SBIロイヤル証券 https://sbiroyal.com.kh/　←口座を開いた証券会社

カンボジ屋さん SBIロイヤル証券の口座を開設… ←参考にしたブログ

証券口座
銀行口座

証券口座

証券会社の選択

証券会社はいくつかあるらしいですが、SBIロイヤル証券とアクレダ証券が日本人が口座開設するときに現実的な選択肢になるようです。私は日本語ヘルプディスクのあるSBIロイヤル証券を選択しました。

SBIロイヤル証券よくあるご質問

メールで口座開設したい旨連絡すると、申し込みフォームが送られてきます。フォームに必要事項を記入し返送、訪問日時を事前に予約して訪問します。

必要書類

必要書類はSBIロイヤル証券のWebサイトによると以下です。

2. 口座開設に必要な書類は何ですか？
下記の書類をご用意ください。
個人口座
・身分証明書（カンボジア人）、パスポート（外国人）
・ビザ（外国人、種類不問、eビザの場合はお控）
・ワークパーミット、在職証明、お住いの賃貸契約書いずれか1点（カンボジア居住者の方のみ）
・写真（パスポート申請サイズ、背景無地、脱帽、眼鏡等ははずした状態）2枚（投資家IDお持ちの方は1枚）
・銀行口座情報（国内外不問、銀行名・預金種類・口座番号・口座名義確認のため、お通帳やキャッシュカードのコピー、インターネットバンキングのスクリーンショット等が必要となります。）
カンボジア証券取引委員会（SECC）発行の投資家登録証明証
※投資家登録証明証（手数料20,000リエル、または相当額のＵＳドル）は幣社にて申請可能
SBIロイヤル証券よくあるご質問

私が具体的に持って行ったのものは、以下です。

パスポート
日本の銀行のキャッシュカード
写真１枚(パスポートサイズ 45 x 35mm ≒ 1.8 x 1.4inch)

ビザは私は空港でアライバルビザの観光ビザ？をとりました(30ドル)。１回入国しただけで、パスポート１ページまるまる占有するシールを貼られます。

カンボジア非居住者はワークパーミット、在職証明…は不要です。

写真は投資家ID持ってない人は2枚と書いてましたが、1枚しか使われませんでした。

銀行口座情報としてキャッシュカードを持参しました(日本の銀行の)。

投資家登録証明証は口座開設時にSBIロイヤル証券で取得手続きしてくれます。

SBIロイヤル証券の場所

プノンペンのSBIロイヤル証券の場所は以下です。Prince Phnom Penh Towerビルの13A階です。

なお証券会社があるのは13階ではなく13A階です。人の出入りの多いオフィスビルで、入口でID預けたりうんぬんなども不要で、直接行けばよいです。

余談ですが、1Fにも13Aにもトイレがありもしものときも安心です。訪問当日非常に腹具合が悪く訪問前後で両方のトイレを利用させていただきました。

口座開設手続き

手続きは出された紙にいくつかサインするだけで、30分くらいで終了しました。

最短２日で口座開設完了するらしいです。私の場合は翌日に口座開設完了のメールがきました。

入金

入金はいくつか方法があるようですが、カンボジア滞在中に口座開設完了したので、とりあえず直接銀行窓口で送金する方法で入金してみました。場所は以下です。

1Fが一般窓口ですが、SBIロイヤルの人にもらった資料に書いてある手順に従って5Fの窓口に行ってUSドルを入金しました。送金したUSドルはKHRに両替されて証券口座に入金されます。

なお入金は日本から外貨送金などでも入金可能らしいです。SBIロイヤルの人によるとWISEで送金するのが簡単とのこと。次回送金時はWISEで送金してみようと思います。

取引ツール

取引ツールはCSX Tradeというスマフォアプリが利用できます。初回利用時にユーザー名やパスワードを登録してアクティベーションが必要になります。

注意事項　忘備録

パスポート更新時は早めに手続きをしないと株が強制売却になるので注意

銀行口座

銀行口座はカンボジア株の取引には必須ではないようです。SBIロイヤル証券の場合は入金は外国送金で、出金もまだ実際試してないですが依頼すれば指定した日本の銀行など？に送金してくれるようです。

ただせっかくなのでカンボジア滞在中に銀行口座も作ってみました。規制が緩いうちに作っておこうかというのと、Bakongというのを試してみたいと思いまして。場所は上記カナディアタワーのカナディア銀行本店です。以下メモ。

SBIロイヤルの入出金に使う銀行はカナディア銀行
SBIロイヤル用の資金決済口座は、カナディア銀行本店の5Fで手続き
ただし、インターネットバンキングなど他のサービス申し込みや通常の口座を作るのは1F？

私の場合は最初1Fの普通の窓口で口座を作ってしまい、後で5FでSBIロイヤル用の資金決済口座の登録を行いました。帰国まで日にちがなくてドタバタして、あと妙に処理に時間がかかって、銀行行ったり来たりで２日、半日以上時間がかかりました。あと、インターネットバンキング用のトークンが巨大で邪魔くさいです・・・

SBIロイヤル証券の方は30分で手続き完了したのですが、カナディア銀行の方は時間がかかり手間でした。特に短期旅行の場合は銀行行ってるだけで旅が終わってしまう感じです。

以上、カンボジア株の証券口座を開いてみたメモでした。

カンボジアとラオスはほぼ同じ時期に証券取引がはじまりましたが、インフラ(サイトや取引ツール)ではカンボジア株の方が使いやすい印象を受けました。アジア株式市場３大フロンティアの最後、ミャンマー株も口座開設しようと思っていましたが、現在政情不安で口座開設ができるかどうかも謎な状況です。