ラオス、カンボジアに続いてベトナム株の証券口座を開いてみました。
証券会社は日本語窓口もあり、ネット上に情報もある(何人かすでに口座開設済)のSSI証券を選択しました。
口座開設
口座開設の流れは以下のようになります。
SSI証券の担当者に連絡
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パスポートのコピー認証
↓
書類にサインして郵送
SSI証券の担当者に連絡
メールでSSI証券の日本語窓口に口座を開きたい旨連絡します。
日本語は通じるのですが、現在、ネイティブの日本人が担当者ではないらしく、一応日本語も使えるベトナムの方が担当のようです。
パスポートのコピー認証
口座開設に必要なのは、パスポート(のコピーを認証してもらったもの)です。SSI担当者から以下のような指示があります。
口座開設するのに、認証されたパスポートのコピー版・2枚が必要です。認証の手続きは在日のベトナム大使館あるいは領事館にやってもらいます。
パスポート認証は、日本では東京や大阪のベトナム領事館でやってもらえます。私は大阪のベトナム領事館へ行きました。
Webサイト https://vnconsulate-osaka.org/ja/
営業時間 午前9:00~12:00、午後15:30~17:00
場所
午前11時ごろ到着、15人ぐらい待ってる人がいましたが、番号札をとって待機。12時前に呼ばれて”passport authentication”したい旨言いました。次回はコピーしてこいよ!と言われたので、顔写真のページを自分でコピーしてもっていくのが筋のようです。料金は2通で4200円。パスポートを預けて、結果は郵送か直接受け取りか聞かれたので、直接受け取ると言うと、午後3時半に来いと言われて領収証兼引換券みたいなのをもらいました。その時間に行くと名前を呼ばれてパスポートと認証コピーをもらいました。

大阪の場合は、午前が受付、午後が受け取りみたいなので、午前の早い時間に行った方がよさそうです(午後も受付してもらえるのか不明、その場合は翌日受け取り?)。
書類にサインして郵送
SSI証券からメール添付で書類が送られてきます。11ファイルありました。PDFファイルを印刷して、あちこちサインします。
サインはパスポートと同じサイン(例:山田太郎)と、ローマ字のサイン(例:Yamada Taro)をする箇所があります。Signitureと書いてあるところはパスポートのサイン、Full nameと書いてあるところはローマ字サインする感じです。ローマ字サインは姓名の順(〇Yamada Taro ×Taro Yamada)で書きます。サインする箇所は黄色で強調表示されていました。
サイン例も添付されてくるのですが、書類の形式が現行バージョンと変わっているものもあり、混乱します(とりあえず基本Signitureはパスポートと同じサイン、full nameはローマ字サインです)。
書いた書類は確認してもらうために、書類をすべてスキャンしてSSI証券宛に送ります。スキャナーで一枚一枚取り込み、Adobe Actobatで取り込んだ画像ファイルを一つのPDFにまとめました。
また、BIDV銀行用書類については、サインする姿をビデオで録画してその録画ファイルも送ります。私はiPhoneで録画して2分超のファイルになりました。サイズが200MBと大きかったので動画圧縮アプリ(Compress)を利用して80MB程度に縮小して送りました。
メールで送るのにはサイズが大きすぎるのでDropboxを利用しました。
SSI証券担当者から送ったPDFと動画でOKが出たので、印刷した書類とパスポート認証コピーの書類一式を郵便局からEMSで送りました。1900円。事故がなければ1週間ほどで届くはずです。
SSIの人にメールで問い合わせして、書類を送ってもらって、EMSで郵送するまで、私の場合約5日ほどでした。
EMSで郵送してから約一カ月後に、口座開設完了通知のメールがきました(EMS自体は一週間で届くようですが、その後の処理で+3週間ほどかかるようです)。
入金
メールに書かれた送金方法に従って送金をしました。
最初Wiseで送金しようと思っていたのですが、Wiseは使うな と注意書きされていたので、今回初めて楽天銀行の海外送金を使ってみました。
どこに何を入力するのかよくわからず途方に暮れていたのですが、以下のブログを参考になんとか送金しました。
- https://nekotaro-retire.com/rakutenbank-overseas-remittance-vn/
- https://enjoymoneylife.net/vietnam-stocks_ssi-com_220507/
銀行情報の入力は、検索しても出てこなくて直接入力しました。
口座番号は119.18.XXXXの”.”を除いて記入しました。
送金目的詳細はブログの人の指示に従ってDepositにしておきました。”Remarks : Investment/ Purchase stock/ Buy stock/ Buy shares”の指示は受取人様へのメッセージに記載しました。

支店名情報を使わなかったのですが、大丈夫だろうか・・・ちゃんと届けばよいですが
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手続きの翌日には着金確認できました。
株購入
ようやく株の購入です。
何を買おうかと思いましたが、今回使ったSSI証券も上場していたので、SSI証券の株を買ってみました。
600単位(x1000単元)購入。手数料は売買代金の0.35%のようです。

チャート情報などは、TRADING画面の銘柄シンボルをクリック→SHOW INFORMATIONを選択すると、iBoardというツールが立ち上がって表示できました。
以上、SSI証券での口座の開設、入金、購入までやってみました。これまで口座開設したラオス、カンボジアと比較すると書類が一番面倒でした。ただ現地に行かなくても口座開設できるのはメリットです(もしかしたら旅行のついでに現地に行って口座開設すると書類関係はもっと簡単?)。また、入金もWISEでできないのでちょっと面倒です。
ベトナムはアジア株の中でも有望という情報もあるので、もう少し資金を入れるなら、銘柄なども調べてみたいと思います。
参考
- 現地の証券会社口座を日本にいながら(ベトナムに行かずに)開設する方法:ベトナム株 (2021/12/29)
- ベトナム現地証券会社へ口座開設、その具体的手続き(申込編①) (2021/9/13)
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