フィリピンの銀行セクターの銘柄について調べてみました。
- 銀行株に関する話題
- 主な銀行株
- BDO – BDO Unibank, Inc.
- MBT – Metropolitan Bank & Trust Company
- BPI – Bank of the Philippine Islands
- PNB – Philippine National Bank
- CHIB – China Banking Corporation
- RCB – Rizal Commercial Banking Corporation
- UBP – Union Bank of the Philippines
- SECB – Security Bank Corporation
- EW – East West Banking Corporation
- その他、まとめ
銀行株に関する話題
銀行株関連で話題になるキーワードをいくつか調べてみました。
金利が上がると銀行株にプラス?
最近銀行株が注目されている理由の一つに、「利上げ」があります。アメリカのFRBはインフレを抑制するために2022年から利上げを継続しています。金利が上がると株式市場全体にはマイナスですが、銀行株にはプラスの影響もあります。
まとめると以下のようになります。
金利が上昇すると・・・ (-)株全体にマイナス:資金調達難→景気悪化 (-)資産運用にマイナス:株価格下落、債券価格下落 (+)銀行の貸出収益にプラス:貸出金利-預金金利の利ザヤが一時的に大きくなる
(-)株全体にマイナス
金利が上がると、企業はお金を借りにくくなり、景気が悪化します。
(-)資産運用にマイナス
景気が悪化する(とみんなが予想する)と株価は下落します。また株価だけでなく、金利上昇=債券価格も下落します。
(+)銀行の貸出収益にプラス
金利が上がると銀行は貸出金利を上げます。
一方預金金利も上がりますが、こちらは少し遅れて上がります。なので一時的に貸出金利-預金金利の差が開き、銀行の収益が上がることになります。金利上昇が続いている状況(2022年~2023年現在)だと、この貸出金利が上がるメリットがあります。
こののように、銀行の本業の一つである貸出の収益は伸びます(+プラス要因)です。一方で、資産運用はマイナス(-マイナス要因、銀行にとっても)。またお金が借りにくくなり貸出も減ります(-マイナス要因)。銀行株にとって、金利上昇はプラス、マイナス両方の影響があります。
参考
- 金利上昇で銀行株買いは正解か(2022/1/21)
- アイザワ証券レポート BPI(2022/11/30)
- 金利上昇は追い風か逆風か 銀行の利ざやって何? (有料記事) (2022/8/7)
フィリピンの銀行の種類
用語の整理のために、フィリピンの銀行の種類についてまとめてみました。以下の種類に分類できます。
(1)ユニバーサルバンクと商業銀行(universal bank + commercial bank)←普通の大手銀行
(1-A)民間銀行(private domestic bank) ←PSE上場会社はここ
(1-B)政府系銀行(government bank) ← Land Bank、DBPなど
(1-C)外国銀行(foreign bank)
(2)貯蓄銀行(thrift bank)
(3)農村と共同組合銀行(rual bank + coorperative bank)
赤字の部分の銀行、ユニバーサルバンクと商業銀行というのが、いわゆる普通の大手、中堅銀行です。
民間銀行
PSE上場の銀行株は、民間銀行です。ユニバーサルバンク、または商業銀行のどちらかの銀行ライセンスで営業しています(違いは後述)。
政府系銀行
政府所有の銀行です。フィリピンで2番目に大きい銀行Land Bankは政府系銀行です。また私がSIRVを取得したときに利用したDBP(Development Bank Of the Philippines)も政府系銀行です。
ユニバーサルバンクと商業銀行の違い
ユニバーサルバンク(universal bank)と商業銀行(commercial bank)は銀行免許の違いで、以下のような違いがあるそうです。
民間国内銀行と外国銀行に対して与えられる銀行免許には、商業銀行とユニバーサルバンクの2 種類がある。前者には預金・貸出・信用状(L/C)発行・外国為替業務のほか、信託業務も認められている。それに加えて後者には投資銀行業務(ただし株式の引受・売買・取次ぎを除く)が認められる。
JBIC フィリピン投資環境 – 17章 金融制度
フィリピン中央銀行
上記の銀行の他にフィリピンで銀行という名前の付く組織と言えば、フィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas : BSP)があります。中央銀行はフィリピンペソを発行し金融政策を決めています。
参考
- フィリピン銀行セクターの現状(2013/3/21)
- JBIC フィリピンの投資環境(2021/10) - 17章 金融制度
デジタルバンク
前日の銀行の種類に入らない新しいタイプの銀行としてフィリピン中央銀行は「デジタルバンク」という銀行ライセンスを作りました。デジタルバンクは物理的な店舗を持たないインターネット専用の銀行です。2021年までにBSP(フィリピン中央銀行)は以下の6社にライセンスを与えました(現在6社で打ち止め)。
- UNOBank: シンガポール系
- UnionDigital Bank: UBP傘下
- GOTyme: ゴコウェイ(JGサミット)とシンガポールのタイムの合弁
- Overseas Filipino Bank: 政府系銀行の傘下
- Tonik: 地方銀行、デジタル銀行へ転換。みずほが出資
- Maya Bank: PLDT系のVoyager傘下
GCashが入っていない理由
このリストを見るとフィリピンで最も使われている(ようなイメージの)送金アプリGCashが入っていません(PayMayaは入っているのに)。何でだろう?と思ったのですが、GCashはデジタルバンクの免許を新しく取らずに、既に銀行免許を持っているCIMBバンク(マレーシア系のデジタルバンク)と提携することで合法的に銀行機能を提供しているようです。(TODO 説明怪しい。複数の銀行と提携してデジタルバンク的な機能を提供している?)
参考
その他のインターネット専用銀行
なお、デジタルバンクのライセンスはもっていませんが、デジタルバンク同様な機能を提供している、フィリピンで有名なインターネット専用銀行には以下のものがあるらしいです(Wikipediaより)。
- ING Philippines: オランダ系
- CIMB Bank: マレーシア系
- DiskarTech: RCBC
- Komo: EastWest
- Sea Bank
- NetBank
参考
- 新たな銀行類型「デジタル銀行」の数は6行で維持(2021/10/11)
- Wikipedia Digital banks in the Philippines
なお、BDOやBPIはじめ既存の銀行もインターネットを通しての取引が可能になっていますが、上記インターネット専用銀行は物理的な支店を全く(あるいは少ししか)持たずに、口座開設からインターネットですべて完結するという点が異なります。
補足:デジタルバンクをチャレンジャーバンク、ネオバンクなどと呼びこともあるようです。また、デジタルバンク≠インターネット専用銀行なのかもしれないですが、BaaSでAPIを提供するとか、スマフォで見た目が銀行ぽくない、とか聞いてもよくわからないので定義は保留して、ここではデジタルバンク=インターネット専用銀行と思って話をすすめます。参考 https://8knot.nttdata.com/trend/4985241#item6782
フィンテック
デジタルバンクと並びよく聞く用語で、フィンテック(FinTech)という言葉があります。
FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つです。
https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/kess/i25.htm
フィンテック企業の業種には以下のようなものがあります。
フィリピンには222社のフィンテック企業があり、業種分類では、「レンディング」が27%と最多。次に「ペイメント」(20%)、「電子ウォレット」(13%)、「ブロックチェーン・暗号資産」(12%)、「送金」(12%)と続きます。
https://primer.ph/column/genre/jetro/vol169-jetro/
銀行のデジタル化
フィンテックの他に銀行のデジタル化という用語も聞きます。デジタル化は銀行業務を加速させるもので、フィリピンではデジタル化がアジアの他の国よりやや遅れ気味らしいです。
その他の用語
銀行株関連のニュースを見るとき、ちょくちょく出てくる、その他の用語についていくつか取り上げておきます。
バーゼル3
バーゼル3(Basel III)は、国際的な銀行規制で、銀行がクリアするべき財務健全性の基準を決めています。スイスのバーゼルで合意されて、1,2、3ときて今3が最新の基準です。BIS規制とも呼ばれます。
銀行の財務上の健全性を確保することを目的として、1988年7月にBIS(Bank for International Settlements=国際決済銀行)の常設事務局であるバーゼル銀行監督委員会で合意された、銀行の自己資本比率規制のこと。「バーゼル規制」「バーゼル合意」ともいう。銀行として備えておくべき損失額をあらかじめ見積もり、それを上回る自己資本を持つことを要求している。
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/hi/bis.html
NPL(不良債権)
NPL(Non-Performing Loan)とは不良債権のことで、銀行の財務健全性を図る指標の一つです。Bad Loanとも呼ばれます。
Non-Performing Loanの略で、不良債権比率のこと。全ての貸出金・債務保証等の合計額のうち、実際に返済が不能なものや一定期間以上滞っているものがどれくらいの割合であるのかを表す。
https://www.phillip.co.jp/foreign_stocks/fs_glossary/npl.php
参考
- 銀行の第1四半期決算、BDO収益・資産ともに断トツ (2022/5/23)
- BSP: Philippine banking sector sees increase in NPL ratio but remains prepared amid pandemic (2023/3/8)
- What Banks in Philippines Had the Most Bad Loans in 2018? (2020/2/21)
- BSP – Financial Industry Surveillance – Selected Performance Indicator
主な銀行株
銀行セクターはPSEのセクター分類で「Financials」、サブセクターが「Banks」の銘柄です。以下はPSE上場の銀行株を総資産順に並べたリストです。

銀行の規模では、BDO、MBT、BPIがトップ3で、資産2兆ペソを超えて4位以降の中堅銀行と大きな差があります。
なお、フィリピン中央銀行のウェブサイトの統計データで、全銀行の資産ランキングがあり、民間の銀行(上記の表)以外で、政府所有のLand Bankが2位、DBPが8位に入ってます。
以下、主な銘柄について取り上げていきます。
BDO – BDO Unibank, Inc.

BDOユニバンクはフィリピン最大の銀行です(2位と3位のMBT、BPIから一兆ペソの資産の差を開けて圧倒的な規模の1位です)。預金、送金から信託運用まで、個人向けから法人向けまで、幅広い銀行サービスを提供しています。

BDOはSMグループの銀行です。SMモールに行くと、あちこちにBDOのATMを見かけます(あと、提携関係なのかセブンイレブンにもBDOのATMありますね)。なお、CHIB(チャイナバンク)もSMグループのPSE上場の銀行株です。

提携関係の日系企業も多く、国際協力銀行、あおぞら銀行、セブン銀行、野村グループ、八十二銀行、静岡銀行、福岡銀行、JCBなどと提携しています (上記画像、アジア企業地図より。すでに提携解消とかしてるものもあるかも)。
私がフィリピンで利用している銀行もここBDOです。BDOはインターネット専用銀行を別途作っていませんが、BDOオンラインというネットバンキングのシステムを提供しており、私もよく使っています。証券会社に入金、GCashやGrabへの入金など、ネット上でササっと行えます。
チャート(過去20年分)を見ると、右肩上がりに見えます。2020年のコロナショックで急落、ようやく急落前の水準までもどってきたぐらいの株価位置です。

参考
アイザワ証券レポート BDO (2022/11)
MBT – Metropolitan Bank & Trust Company

証券シンボルMBTのメトロバンク(メトロポリタン銀行)は、総資産でフィリピン第2位(か3位)の銀行です。
トヨタのパートナー、GTキャピタルグループの銀行です。なお、GTキャピタルグループのPSE上場銀行にはPSB(フィリピン・セービング・バンク)もあります。

私が使っているフィリピンの証券会社の一つにFirstMetro証券がありますが、メトロバンクの子会社です。マカティのFirstMetro証券本社に何度か行きましたが、PSBankセンタービルに入っていて、同じビルの一階には大きなメトロバンクがありました。
メトロバンクはフィリピン銀行株トップ3の中では一番PER、PBRとも低く不人気、もしくは割安のようです。
チャート(過去20年分)を見ると、株価は2012年ぐらいの水準です。

BPI – Bank of the Philippine Islands

証券シンボルBPIのフィリピン・アイランズ銀行は総資産でフィリピン第3位の銀行です。JSサミットのロビンソンバンク(資産1640億ペソ)との合併で、MBTを抜いて2位になるらしいです。
BPIはアヤラグループの銀行です。
過去20年のチャートを見ると、2020年のコロナショック前の水準を上回ってきています。

参考
- アイザワ証券レポート BPI (2022/11)
- フィリピン2財閥、傘下2行が合併へ 総資産で国内3位(2022/9/30)
PNB – Philippine National Bank

証券シンボルPNB、フィリピンナショナルバンクは総資産で第4位の銀行です。
ナショナルバンクと名前が政府系っぽいのは、もともと国立銀行として設立された(1916年)名残りのようです。現在のフィリピン中央銀行設立(1949年)後、民営化されました。
タバコ王、LTグループの銀行です。
PBRが0.2倍と他の銀行に比べても低く、人気がありません。LTグループ傘下のフィリピン航空(PAL)が2021年9月に破綻しましたが、その影響かNPL(不良債権)が他の銀行より大きいようです。ただし一時10%を超えてた不良債権比率も改善しています。

過去20年チャートを見ると株価は冴えません。2009年リーマンショック後の水準です。

株主構成?
株主構成ですが、PNBのウェブサイトを見ると、LTグループが59.83%を保有している図がありますが、Public Ownership Reportの開示を見ると、細かい株主がたくさんいて合計59.88%と書いてます。これはどういうことなんだろう?


参考
- 銀行の第1四半期決算、BDO収益・資産ともに断トツ(2022/5/23)
- Banks say loss buffer can cover PAL’s woes(2021/9/10)
CHIB – China Banking Corporation

証券シンボルCHIB、チャイナバンクは総資産で第5位、SMグループの銀行です。
SMグループで銀行を2つかかえている使い分けはよくわからないのですが、より中国系顧客向けなのでしょうか?
配当を去年と同じ1.5ペソ出したとすると株価32ペソで配当利回り約4.7%で、配当も悪くありません。
20年チャートを見ると、2013年の高値までは遠いですが、2020年のコロナショック前の水準を既に上回っており、最近の株価は銀行株の中でも好調なようです。

RCB – Rizal Commercial Banking Corporation

証券シンボルRCB、リサール商業銀行は、総資産で第6位、ユーチェンコグループの銀行です。RCBCとも呼ばれます。
1960年に開発銀行として設立された、2019年時点で全国に507の営業支店と1,537のATMを有する銀行。一般的にRCBCと呼ばれる。2009年にはマイクロファイナンスビジネスに進出し話題を呼んだ。
https://bizlab.sg/magazine/blog/2021/07/03/philippines-main-bank/#Rizal_Commercial_Banking_Corp
子会社でDiskarTechというデジタルバンクを立ち上げています。
ユーチェンコグループといえば、上場持ち株会社はHIですが、グループ主要ビジネスの一角の保険や銀行はHIの下に入っていません。
過去20年のチャートを見ると、他の銀行株に比べても上下の値動きが激しく見えます。コロナショックで急落ひた後は、徐々に右肩上がりに見えます。

三井住友が出資しており、4.99%→20%まで持ち分を引き上げる予定のようです。かなり昔、三菱UFJ(三和銀行時代から)が出資してましたが、資本関係は解消しています。
参考
- Wikipedia – Rizal Commercial Banking Corporation
- 三井住友 – RCBCへの出資について (2022/11/2)
UBP – Union Bank of the Philippines

証券シンボルUBP、ユニオンバンクは総資産7位、アボイティスグループの銀行です。
いち早く仮想通貨に参入したり、デジタルバンクライセンスを取得(傘下のUnionDigital Bank)したり、”銀行のデジタル化”の点で、フィリピンの銀行株の中でも積極的なイメージがあります。
2022年にはシティグループ・フィリピンを買収し規模を拡大しています。つい先日、SRO(株主割当増資)で増資しました。
PBRは1.2で中堅銀行の中では人気、買われている株です。
20年チャートを見ると全体としては右肩上がりのようです。2021年から急騰し底値から2倍以上になっています。2023年2月にPSEiに入りました。

株券の約50%はAEV(アボイティスグループの持ち株会社)が、約12%はInsular Lifeが保有しています。

参考
- Wikipedia – Unionbank (Philippines)
- UnionBank launches stablecoin PHX for use on its blockchain platform (2019/7/26)
SECB – Security Bank Corporation

証券シンボルSECB、セキュリティバンクは総資産8位の銀行です。フィリピンの大手企業グループに属さない独立系の銀行ですが、2016年に三菱UFJが出資し20%の株券を保有しています(あえて財閥系以外を選んだ理由は?)。
20年チャートを見ると、2017年以降下げており、コロナショック以降の動きも冴えません。

参考
- 三菱UFJ出資のセキュリティバンク、2022年53%増益に(2023/3/2)
- Wikipedia – Security Bank
- 三菱UFJ – セキュリティバンクとの資本・業務提携について
EW – East West Banking Corporation

証券シンボルEW、イーストウェスト銀行は総資産9位、フィルインベスト(ゴディアヌン)グループの銀行です。
アメリカにもイーストウェスト銀行、日本にも東西銀行という名前の銀行がありますが、イーストウェストというのは銀行でよくある名前なのでしょう。
傘下のKomoでデジタルバンクに参入しています。
PBR0.3とPNBについで不人気のようです(なぜでしょう?)。
20年チャートを見ると、乱高下しながら冴えないようです。2012年上場。

Wikipedia – EastWest Bank
その他、まとめ
以上、銀行株についてまとめてみました。最近アメーバブログなるものをはじめて、この記事の下書き的な感じでいくつか記事を書きました(フィリピン株でコツコツ 銀行株)。
少し前までフィリピンで大きな銀行上位3位はどれ?と言われてもBDOと、、あとどれ?ぐらいの知識の私がググって調べた記事なので、どうも内容が薄いですが、縁遠かった銀行セクターの銘柄たちが少し身近にはなりました。
参考
- https://www.bworldonline.com/banking-report/ Business Worldの銀行関連レポート
- https://bankero.com.ph/ フィリピンの銀行関連のニュースサイト?
- Wikipedia – List of largest banks in the Philippines
その他の用語メモ
GCashのヘルプより
CIMB Bank Philippines is a member of BancNet, PDIC (Philippine Deposit Insurance Commission), and it is regulated by the Bangko Sentral ng Pilipinas
https://help.gcash.com/hc/en-us/articles/360022709773-Who-is-CIMB-Bank
CIMB銀行フィリピンはマレーシア系のデジタルバンク(上記その他のデジタルバンク)です。
BancNetはフィリピンの銀行間ネットワークで、ATMでの決済に利用されます。 (参考 Wikipedia – BancNet)
PDICはフィリピンの預金保護機関、ペイオフ的なもの。銀行が破綻したときは、一口座50万ペソ(≒120万円)まで保護されます。なお、日本の預金保険制度の場合は1000万円、アメリカのFDICは25万ドル(≒3300万円)まで保護されます (参考 Wikipedia – PDIC)
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