6/26 7/24上場予定のリパワーエナジー(Repower Energy Development Corporation、証券シンボルREDC)について調べてみました。
ポイント
- 水力発電 10MW(現在)→35MW(2025年)
- 再エネ銘柄は多いが、水力専業は初
ほとんどの情報は以下の目論見書から拾いました。
情報源
- 会社Webサイト https://www.repowerenergy.com.ph/
- 目論見書(Prospectus)
- 親会社Webサイト https://pureenergy.com.ph/
事業内容
REDCは水力発電を行っている会社です。
現在稼働中の発電量は10MW、2025年までに建設予定のものを含めると合計35MWの発電量を見込んでいます。
RCDCの水力発電は比較的小規模のrun of river typeというタイプの水力発電です。これは巨大なダムを造るタイプの水力発電と比べて、初期投資が少なく環境負荷も小さいのがメリットです(たぶん)。
参考 水力発電は日本にピッタリ!仕組み・種類・メリット・課題を徹底解説 これの水路式というやつかな?
再生可能エネルギーの上場会社は既にたくさんあっておなか一杯な気もしますが、水力発電専業というのは初物です。
時価総額、調達額
IPO公募価格は5ペソで、想定時価総額は32.5億ペソとなります。
資金調達額や想定時価総額は以下のようになっています。
- 公募規模 新規発行2億株(10億ペソ) 希薄化率 30%
- 発行済株式数(時価総額) 65億株(32.5臆ペソ)
株主構成
現在100%親会社のPure Energy Holdings Corporationが保有しています。
ロックアップは360日、もし申請があって条件を満たした場合は180日になる場合もあります。
バリュエーション
EPSは0.3ペソ(2022年末、イマイチ合ってるのか自信がない)、BPSは2.96ペソです。株価5ペソで計算すると、PER16.6倍、PBR1.68倍となります。
まとめ
以上、REDCの基本情報についてまとめてみました。
バリュエーションがやや高め、成長株的な評価になっています。発電容量が近い将来2倍以上になるので妥当なのかもしれませんが、どうなりますか。
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