インフラセクター(中堅以降)

インフラセクター(Industrial / Construction, Infra. & Allied Services)でなじみのない中堅以降の銘柄について調べてみました。

銘柄一覧

以下はインフラセクターの銘柄一覧です。

インフラ銘柄一覧(2023年7末時点) 時価総額は億ペソ(0.1B)単位

下の方のなじみのない銘柄について調べてみました。

CA /CAB (Concrete Aggregates Corporation) コンクリート、オルティガス

コンクリート・アグリゲートは、採石場から砕石しコンクリートを製造販売しています(細かい権利関係はよくわからない)。

なお、セメントとコンクリートの違いが私にはあやふやですが、両方とも建設材料で、セメントは水とまぜてそのまま使ってもいいですが、大部分は骨材とまぜてコンクリートにするもののようです(たぶん)。

参考 セメントとコンクリート

バリュエーションはPER50倍、PBR4倍以上と割高な感じですが、配当も毎年出しています。

会長兼社長はホセ・ジャランドニ(Jose Emmanuel H. Jalandoni)氏です。氏はAREITの会長も務めています。また、ALLHC、CEBの取締役、ALIの経営役員も務めています。

株主はOrtigas & Companyが76.48%を保有する大株主です。Ortigas & Companyの親会社がOrtigas Landです。OrtigasはPSE上場会社を調べてるときにあまり名前は見かけませんが、マニラのオルティガス地区を開発したオルティガスファミリーの会社のようです。

17-A 2022 P93

以下の記事によると、CACはオルティガスの裏口上場用の会社という位置づけのようです。確認してませんが、2016年、2019年に株価が暴騰したり、株価水準が高値で推移しているのは、裏口上場がらみの思惑なのかもしれません。

Ortigas eyes stock market for fundraising (2023/10)

なお2位の株主は0.33%ですが、”The Roman Catholic Archbishop of Manila”というカソリック系教会のファンドです。

https://simplywall.st/stocks/ph/materials/pse-ca/concrete-aggregates-shares/ownership

日本でも仏教などの宗教法人が上場会社の大株主に登場することがたまにありますが、フィリピンでも宗教法人(のファンド)が投資しているんですね。まぁ投資ぐらいはしますよね。ぐぐってみるとBPIにけっこう投資しているようです。(別の記事に書きますが、カソリック教会はBPI設立時からの株主のようです)

Billions of pesos in Church funds locked in stocks (2015/1)

外国人持ち株比率上限は0%で、外国人は株を購入できませんが、例によってB株があります。

T (TKC Metals Corporation) 鉄鋼、事業再編中?

証券シンボルT一文字のTKCメタルは、鉄鋼関連のビジネスを行っています。

赤字続きだった中国のZZ Strongholdなどを売却し、事業再編中のようです。

Annual Report 2022 P126

Light at end of the tunnel? Ben Tiu sells TKC’s China steel subsidiary to BVI firm for P1.7 billion (2022/7/22)

TKC Metal set to dispose of all its core assets (2021/11/23)

大株主は71%の株を保有するStar Equities, Inc.で、その親会社がJTKC Equities, Inc.です。JTKC Equitiesの上場子会社、関連会社に、I、DWC、COAL(この図にないですが)があります。

Annual Report 2022 P115

会長はベン・ティウ(Ben C. Tiu)氏です。Union Hardwareを創業したJohn Tiu Ka Cho氏の長男です。MARCやIの取締役も務めています。JTKC Equities, Inc.の会長でもあり、JTKCグループのトップがベン・ティウ氏のようです。

Forbes – Ben Tiu (2016年に長者番付44位)

MarketScreener – Ben Tiu

JTKC Group

SRDC (Supercity Realty Development Corporation) 住宅建設、半休眠?

スーパー・リアリティ・デベロップメントは、道路や橋などのインフラ建設、および住宅建設を行っています。一応毎年売上はありますが、現在はカビテの住宅と土地の開発のプロジェクトを細々と行っている状態のようです。

最後についた値段が2009年?の0.8ペソのようで全くといっていいほど取引はありません。PSE Edgeだと2021年以降のデータしか表示されないようで株価がついてない状態になっています。おそらく長いこと取引停止だったのでしょうか。時価総額は株価0.8ペソだと8.8億ペソとなります。

Manila Bay Developementが裏口上場に利用する計画があったそうですが、頓挫したようです。

Manila Bay Development junks Supercity backdoor listing (2019/12/18)

以上、インフラセクターの中堅以降の銘柄を調べてみました。知らない銘柄を調べてみると、何かしら発見はあります。

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